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バス釣りにおすすめのライン10選!PEライン、フロロカーボンそれぞれのメリットデメリットも参考に!

みなさんは、バス釣りをする際に、どのようなラインを使っていますか?ラインひとつで、釣果にも差がでますので、ライン選びは釣りにとってとても重要です。しかし、ラインと一口にいっても、さまざまな種類があって、どれを選んでよいか迷ってしまうでしょう。
そこで今回は、バス釣りにおすすめのラインの選び方と、おすすめのラインを10選ご紹介していきます。
バス釣りのラインをお探しの人は、ぜひ参考にしてみてください!

【目次】

バス釣りに使うラインとは?

 

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ラインとは、釣り糸のことで、リールに巻いて使用します。バス釣りで使うラインは、大きく分けて、PE・フロロカーボン・ナイロンの3種類です。3種類の中でも、太さや色などさまざまな種類があり、何を買ったら良いのか迷ってしまう人も多いでしょう。
ここでは、バス釣りで使うことを前提に、それぞれのラインの特徴やメリットデメリットを見ていきましょう。

PEラインの特徴とメリットデメリット

 

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3種類のラインのなかで、もっとも歴史の浅いラインがPEラインです。PEラインは「Dyneema 」と「Spectra」という2種類のポリエチレン素材の原糸を使い、各メーカーで特殊な技術を使って加工しています。カラーはさまざまな色があり、単色のカラーや、メーターごとにカラーを変更しているものまであります。

メリット

PEラインのなかでメジャーなのは、4本の糸を編み込んだ4つ編み、8本の糸を編み込んだ8つ編みの2種類で、店頭に並んでいるPEラインのほとんどがこの2種類となっています。
PEラインの特徴は、なんといっても強度が高いことです。同じ太さのナイロンラインと比べると3〜5倍もの強度があります。人の力では20Kgの魚を釣り上げるのが限界と言われていましたが、PEラインの登場で、40〜50Kgほどの大型の魚を釣り上げられるようになりました。
そして、紫外線に影響をうけず、水を吸収しないため、劣化が少ないことも特徴です。また、PEラインは伸縮性が少ないので、繊細なアタリを取ることができます。アジや小さなイカのアタリ、水深が深い場所でもアタリを取ることができるのがメリットです。

デメリット

PEラインは根の深い場所や岩などに擦れると簡単にラインブレイクしてしまうのがデメリットです。そのため、ショックリーダーと呼ばれるナイロンやフロロ製のラインを1m程繋いで使用することが一般的です。
価格が高めなのもデメリットでしたが、最近ではAmazonなどの通販であれば安価で高性能なPEラインが販売されていますので、上手に活用してください。

フロロカーボンラインの特徴とメリットデメリット

 

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バス釣りの中で使われているラインで、メジャーなのがフロロカーボンラインです。フロロカーボンラインは、ポリフッ化ビニリデンのことで、炭素の鎖を軸にフッ素と水素のペアが何対もついた構造となっています。

メリット

フロロカーボンラインの特徴は、比重が高くて伸びが少ないことで、水に沈みやすいことです。根ズレによるラインブレイクの心配が少ないので、バスが潜んでいる場所の地形を探るのに最適なラインです。

デメリット

ラインが硬いので結びにくく、結び目部分が弱くなってしまいます。水に浮かばないのもデメリットといえるでしょう。そのため、ラインの結び目から切れてしまわないように、こまめにチェックしながら釣りをおこなう必要があります。

ナイロンラインの特徴とメリットデメリット

メリット

ナイロンラインは昔から使われている、もっともスタンダードなラインです。フロロカーボンラインより若干強度が高く、適度な伸びがあるのが特徴です。初心者でも扱いやすく、価格が安いのがメリットです。

デメリット

しかし、紫外線の影響を受けやすいのと、水を吸収してしまうため、劣化しやすいのがデメリットとなります。そのため、ラインを頻繁に交換する必要があります。また、伸縮性があるため、魚のアタリを取りづらいのもデメリットでしょう。

ラインの選び方

 

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それではここからは、ラインの選び方をご紹介します。バスはさまざまな場所で釣れる魚種なので、釣り場にあわせでラインを選ぶと良いでしょう。

タックルによって選ぶ

バス釣りに使うタックルは、スピニングタックルとベイトタックルの2種類です。スピニングタックルを使ったバス釣りでは、ライトリグや小型ルアーを使った釣り方を得意とします
ワームを使ったライトリグでは、フロロカーボンの3〜6ポンド、PEラインだと0.4〜0.8号程度の細いラインに、ショックリーダーはフロロカーボンやナイロンの3〜6ポンドを選ぶと良いでしょう。
小型ルアーは、水に沈みにくく飛距離を出せるラインを選ぶ必要がありますので、ナイロンの6〜8ポンドやPEの0.4〜0.8号あたりがおすすめです。また、バス釣りで人気のパワーフィネスでは、強度があるPEラインの1〜2号を選ぶと良いでしょう。その際のショックリーダーは8〜12ポンドのフロロカーボンがおすすめです。

ベイトタックルは、大型リグやルアーなどを扱うバス釣りに向いています。重いシンカーを使った釣りでは、12〜20ポンドのフロロカーボンラインがおすすめです。PEラインであれば、4〜5号のラインを選ぶと安心でしょう。
巻物系のルアーでは、アタリが取りやすく障害物にも強い、10〜16ポンドのフロロカーボンがおすすめです。フロッグを扱う場合は、1.5〜3号のPEラインを選ぶと良いでしょう。カバーの濃さによっては、5号のPEラインもおすすめです。
トップウォータールアーの場合は、8〜16ポンドのナイロンラインがおすすめで、浮いて伸びる性質がマッチします。

色で選ぶ

バスは繊細な魚なので、派手な色のラインは警戒されてしまいます。そのため、水中で見えにくい色がおすすめです。基本はクリアーかグリーンを選ぶと良いでしょうしかし、派手な色は釣れないのかというと、そうでもありません。
釣る場所の水質によって、濁りのある場所では派手な色のラインでもバスからは見えにくくなりますし、ラインに色がついていることで、ラインの変化がわかりやすく釣っている側にはメリットがあります。
逆に、クリアーなラインは見えづらいので、ラインでアタリを取るのが難しくなります。PEラインでは、ショックリーダーをつけるので問題ありませんが、ナイロンラインを選ぶ際は、水に馴染む色を選ぶと良いでしょう。

太さで選ぶ

さきほど、タックル別の選び方で太さについても触れましたが、バス釣りにとってラインの太さはとても重要です。太い糸はバスからも見えやすく、水の中で音が出やすいため警戒されてしまいます。ラインは細ければ細いほど、警戒されずらいですが、大きいルアーや激しいリアクションで釣る場合は、太いラインでもさほど影響がありません。

ラインの結び方

ラインの結び方はたくさんありますが、ここからはバス釣りでおすすめの結び方をご紹介します。ちなみに、○○ノットのノットとは結び目という意味です。

クリンチノット

バス釣り以外の釣りでもオーソドックスなのが、「クリンチノット」です。シンプルで強度もあり、簡単に結べるので初心者の人にもおすすめです。まずは、クリンチノットを覚えておくと良いでしょう。

ユニノット

クリンチノットと同じぐらいオーソドックスなのが、「ユニノット」です。ルアーのアイ(リング部分)などから離れて結び目を作ることができるので、ルアーの形状にとらわれず結ぶことが可能です。

パロマーノット

バス釣りの中でも大物を釣りたい時に最適なのが「パロマーノット」です。バスプロも使っている人が多いノットなので信頼度が高いでしょう。

PEラインとショックリーダーの結び方

PEラインとショックリーダーの結び方がむずかしくて、PEラインを使いたくないという人がいるほど敬遠されがちですが、一度覚えると数秒で結べるものもありますので、いくつかご紹介します。

FGノット

FGノットは、PEラインとショックリーダーの結び方で、もっとも難しいと感じてる人が多い結び方です。しかし、シマノのインストラクターの堀田光哉さんという人が推奨している結び方が、比較的簡単なので参考にしてみてください。

オルブライトノット改

FGノットより簡単で強度もある結び方です。なれれば15秒ほどで結べるので、釣り場でもっとも役にたつノットといえます。ファイヤーノットとも呼ばれる結び方です。

バス釣りにおすすめのライン10選!

それではさっそく、バス釣りにおすすめのラインを紹介していきます。特徴やおすすめポイントなどわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!

バス釣りにおすすめのライン①:VARIVAS(バリバス) ハイグレードPE X8 150m

【おすすめポイント】ナイロンのショックリーダー付き!

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VARIVASが誇る高品質の原糸8本を、高精度の「耐破断性工法」 で撚り上げ、ゲームフィッシングに対応する高強度を実現した、プレミアムPEを採用した、クラス最強のスタンダードモデルです。

素材 PE
全長 150m
号数 0.6号(13lb)
JANコード 4513498097712

バス釣りにおすすめのライン②:シマノ ピットブルPL-M54R

【おすすめポイント】放出抵抗の少ないライン!

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締め込みながらラインを疎編みする「タフクロス2」採用。低伸度で耐摩耗性が高いのが特徴です。表面が滑らかになる「VT工法」と組み合わせることで、強度が安定し、耐久性も高くガイドトラブルやバックラッシュがしにくくなっています。

素材 PE
全長 150m
号数 1.0号(20lb)
JANコード 4969363573124

バス釣りにおすすめのライン③:エバーグリーン バスザイル フリップ&フロッグ

【おすすめポイント】ヘビーなカバーにおすすめ!

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カバーの濃い場所でも果敢に攻めることができる大物専用のPEラインです。世界最強クラスの原糸を独自の製法によって8つ編みで仕上げてあります。ブラックバスの他、雷魚など不意の大物にもしっかり対応してくれます。

素材 PE
全長 100m
号数 4号
JANコード 4533625035271

バス釣りにおすすめのライン④:クレハ シーガーフロロマイスター

【おすすめポイント】コスパ最高のフロロライン!

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シーガー初のボビン巻きでリーズナブルなルアーフィッシング用フロロカーボンラインです。80m毎マーキングシールに残りm数を表示しているので、リールへの巻き取り時の目安となり、最後まできっちりと使えロスが少ない整列巻き仕様です。

素材 フロロカーボン
全長 320m
号数 6lb
JANコード 4562398223035

バス釣りにおすすめのライン⑤:ジャッカル レッドスプール

【おすすめポイント】強度・操作性・透明性が抜群!

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実釣主義を提唱するジャッカルが送る次なるステージはバスとアングラーをつなぐラインです。フロロカーボンラインの特性である感度はもとよりレコードクラスのモンスターをも確実にランディングへ持ち込んでくれます。ポンド別にチューンするこだわりのラインです。

素材 フロロカーボン
全長 100m
号数 5号(20lb)
JANコード 4525807072075

バス釣りにおすすめのライン⑥:ダイワ モンスターブレイブZ

【おすすめポイント】ダイワ最高峰のフロロライン!

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樹脂選定から各セクション全てを見直し、とにかく高強力を追求したフロロカーボンラインです。表面硬度UPだけでなく、表面コーティング強化の技術革新により耐摩耗性が大幅UPし結節強力もアップ、使用しても透明性を長く維持することに成功しました。

素材 フロロカーボン
全長 160m
号数 3号(12lb)
JANコード 4960652322911

バス釣りにおすすめのライン⑦サンライン バススペシャルHG

【おすすめポイント】カモフラージュ製の高い色を採用!

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リールなじみがよいソフト糸質設計により、ライントラブルを激減してくれます。 クリアーから、マッディーウォーターにもマッチするカモフラージュ性の高い「ジャングルグリーン」カラー採用。しました。UV-R製法により紫外線による強度劣化を最大限に防ぎます。

素材 ナイロン
全長 100m
号数 3号(12lb)
JANコード 4968813053353

バス釣りにおすすめのライン⑧:サンヨーGT-R ULTRA

【おすすめポイント】フロロより強いナイロンライン!

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強度、耐摩耗性がフロロカーボンに比べ遥かに強いGT-Rシリーズ最高峰のナイロンラインです。あらゆるジャンルのエキスパート達から選ばれる最強の耐摩耗性を誇ります。「フロロの方がスレに強い」という今までの常識を覆してくれるでしょう。

素材 ナイロン
全長 600m
号数 5号(20lb)
ASINコード B008L6LC1Q

バス釣りにおすすめのライン⑨:デュエル ハードコアX-TEX コブラ

【おすすめポイント】劣化の少ないナイロンライン!

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モスグリーンのカモフラージュカラーで、ブラックバスに警戒されることなくキャストできます。柔らかくて扱いやすいので初心者にもおすすめです。結束強度が高いのでライントラブルも少なく、バランスの良いラインです。

素材 ナイロン
全長 150m
号数 16lb
ASINコード B005N01Z56

バス釣りにおすすめのライン⑩:クレハ シーガーグランドマックスFX

【おすすめポイント】結びミスにも強いしなやかさ!

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PEラインに欠かせないショックリーダーです。PEラインを使う際は必須です。特殊処理によるしなやかさで、PEラインともよく馴染みます。食いと強度の良さで、不意の大物にもしっかり対応してくれます。

素材 フロロカーボン
全長 60m
号数 6号(25lb)
JANコード 4901422788322

まとめ

バス釣りに使うラインの選び方、おすすめ商品を紹介しました。ラインを選ぶ際はタックルや色、太さに注意しましょう。また、PEライン、フロロカーボンラインそれぞれのメリット、デメリットも参考に選ぶと良いと思います。

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