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トレッキングポールおすすめ10選!効果や使い方、負担を減らし登山を楽しめる商品をご紹介!
トレッキングポールは、長時間の登山でも体への負担を軽減でき安全に登山を楽しむための必須アイテムです。ただし、その種類は様々で使いやすくしっくりくるものを選ぶためにはいくつかのポイントを知っておかなくてはいけません。
そこで、トレッキングポールの使い方や選び方、おすすめ商品について紹介します。トレッキングポールは本格的な登山だけではなく、ちょっとした散歩でも使えるアイテムなので、これから購入する方はぜひ参考にしてください。
【目次】
トレッキングポールを使う効果は?基本的な使い方を解説
トレッキングポールの基本的な使い方は平地の場合と上り、下りで少しずつ異なります。まず、平地の場合は踏み出した足と反対側のポールを前に突き出して体重移動をサポートします。前に出した足のかかとと並ぶ位置に運ぶと効率よく進めます。
上りの場合は、前に出す足と反対側のポールを足よりも前に出るように設置させます。そうすることで上半身の体重移動が楽になり、負荷を減らせます。
下りでは上りとは逆に前に出した足と反対側のポールを体の近い場所に進めます。大きく前に運びすぎると体が前傾姿勢になって転倒してしまう恐れがあるためです。
このようにトレッキングポールは傾斜によって進め方を変えることで、その効果を発揮します。いきなり山で使うのではなく、近所などで練習してから使いましょう。
ウォーキングから雪山登山まで!便利なトレッキングポールの選び方3つ
トレッキングポールはあなたの体や使う場所に合ったものを選ばなければ全く意味がありません。そこで、後悔しないトレッキングポールの選び方を紹介します。
ポイント①長さで選ぶ
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長さ選びはもっとも重要なポイントです。一般的には「身長×0.63=ちょうどいい長さ」と言われていますが、多少個人差があります。一番正確な長さの出し方は、トレッキングシューズを履いた状態で肘を90度に曲げて地面から手の平中心までの長さを測る方法です。
急な下り坂では長めに、急な上り坂では短めにする必要があるため、伸縮タイプの場合はできるだけ測った寸法が調節範囲の中央レベルにあるのが理想的です。
さらにコンパクト性を求める場合は折りたたみタイプを選んでください。折りたたみができるものを選べば、小さいザックにも収納できて便利です。
ポイント②素材で選ぶ
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素材は主に「アルミニウム」と「カーボン」の二種類です。まず、アルミニウム製の特徴は衝撃に強く丈夫という点です。ただし、カーボン製と比べると重くなります。しかし、スウィングバランスが計算されている商品も多く無理なく前へ進められるので、耐久性を重視してアルミ製を選ぶ方も少なくありません。また、カーボン製と比べると安価なのも魅力です。
カーボン製の一番のメリットは軽量な点です。また、剛性のあるアルミニウムとは異なりカーボン製には「しなり」があるため、接地の衝撃を吸収してくれます。プロの登山家の多くは、過酷な山を少しでも体力を使わずに登れるよう、カーボン製を選びます。
ただし、一点に力がかかると折れてしまうという欠点もあるので注意しましょう。価格もアルミニウム製と比べると高いです。
ポイント③持ち手で選ぶ
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トレッキングポールの持ち手にはI型とT型の二種類があります。I型はリズミカルに歩きたい方や、ひざや腰への負担を減らしたい方におすすめです。また、上り下りが頻繁に繰り返されるような山にはこちらが適しています。
T型は上から体重をかけられるため岩場など足場が不安定な場所でバランスを保つことができます。ただし、持つ位置が瞬時には変えられないため、傾斜の落差が大きいところにはおすすめしません。
本格的な登山を楽しむならアンチショック付き!付属品も要チェック
トレッキングポールにはアンチショック機能が付いているものがあります。ポール内にスプリングが内蔵されていて衝撃を吸収し手首への負担を軽減できます。ただしその分重くなるため、買う前に実物を試してみることをおすすめします。
それ以外にも商品を選ぶ際にチェックしておきたいのが、付属するパーツです。ポール先端に取り付けるパーツによって、岩場用や雪山用などがあります。主なパーツはバスケットとキャップです。バスケットとは地盤が緩い場所や雪上でストックが埋るのを防ぐパーツで、円盤状のプレートをポールの先端に装着します。通常の場所では必要ないため、取り外しができるようになっています。
キャップはポール先端に付いているゴムキャップのことで、ポール先端を保護し、自然の植物などを傷つけないためにつけます。岩場を歩く場合には外して小さな溝や隙間にひっかかるようにします。
コスパに優れた登山用品が評判のモンベルですが、「とりあえずどんなタイプが合っているか知りたい」という方はぜひモンベルのお店へ行ってみましょう。長さや素材、アンチショック機能の有無など様々なタイプのトレッキングポールが一挙に試せます。また、店員さんに相談してぴったりの商品を見つけてもらうこともできます。
いろいろなポールを試したい方はモンベルのお店に行くものおすすめ!
コスパに優れた登山用品が評判のモンベルですが、「とりあえずどんなタイプが合っているか知りたい」という方はぜひモンベルのお店へ行ってみましょう。長さや素材、アンチショック機能の有無など様々なタイプのトレッキングポールが一挙に試せます。また、店員さんに相談してぴったりの商品を見つけてもらうこともできます。
人気ランキング常連ばかり!おすすめトレッキングポール10選
多種多様なトレッキングポールの中から注目の高い人気商品を10つ紹介します。どれもレビューや口コミでの評価が高いので、ポール選びの参考にしてください。
おすすめ①DABADA(ダバダ)・軽量アルミ製トレッキングポール
【おすすめポイント】常に人気上位のトレッキングポール!
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お買い得価格なのにトレッキング用から岩場用、ウォーキング用のバスケットがセットになっているので、このセットさえ買えば色々なシーンで使えます。アンチショック機能付で腕や肩への負担が軽減できるので、長時間のトレッキングにもぴったりです。
重量 |
約220g(1本あたり) |
材質 |
アルミニウム合金 |
サイズ |
収納時:56.5cm
使用時:120cm(最長) |
付属品 |
取扱説明書、トレッキングキャップ×2、バスケット×2、専用ケース |
JANコード |
4562360500423 |
レビュー |
日帰り登山からテント泊登山もしていますが、全く支障なく使えておりよい商品です。使用頻度も多くはなく、とりあえず安くてコンパクトな物と思っての購入でした。 |
おすすめ②VISSSVI・トレッキングポール
【おすすめポイント】トレッキングポールの中ではトップクラスの丈夫さ!
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こちらはT型のコルク製グリップが特徴のトレッキングポールです。飛行機にも使用されている7075アルミ合金が使われているので丈夫です。また、人間工学に基づいて設計されたグリップは手に馴染み、長時間に握っていても疲れません。
重量 |
約280g(1本あたり) |
材質 |
アルミニウム合金 |
サイズ |
収納時:35cm
使用時:110cm(最長) |
付属品 |
取扱説明書、スピッツェ×2、トレッキングキャップ×2、バスケット×2、ウォーキングキャップ×2、スノーバスケット×2、専用ケース |
JANコード |
0782913793537 |
レビュー |
T型ハンドルの商品は少ないので、これを見つけられて良かった。ハンドルは握りやすいし、ストラップの調整もラク。畳むと本当に短いし、伸ばすのも簡単でした。 |
おすすめ③SINANO(シナノ)・レビータ
【おすすめポイント】アンチショック機能付きで手首が痛くなりにくい!
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こちらは男女兼用タイプのトレッキングポールで、小さい手の方でも握りやすい細身のグリップが特徴です。アンチショック機能付なので、手首に優しく設置した後に持ち上げるときも力が少なくてすみます。また通気性がよく汗をかいてもべたつきにくいメッシュ製ストラップが付いているので、手にポールを固定しても不快ではありません。
重量 |
約250g(1本あたり) |
材質 |
アルミニウム合金 |
サイズ |
収納時:59cm
使用時:120cm(最長) |
付属品 |
– |
JANコード |
1000133980179 |
レビュー |
緩衝機能があるのは良いですね。ただその分、幾らか重く感じるのは事実です。しかし、自分には合っていると思います。 |
おすすめ④Black Diamond (ブラックダイヤモンド)・トレイル
【おすすめポイント】グリップが握りやすく、スマートなデザイン!
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こちらブラックダイヤモンドのスタンダードモデルです。ソフトで弾力性のあるグリップが持ちやすく、ロック式なので伸縮も簡単です。初心者向けとして人気ですが、スノーバスケットも付いているので雪山登山にも使えます。
重量 |
約243g(1本あたり) |
材質 |
アルミニウム |
サイズ |
収納時:64cm
使用時:140cm(最長) |
付属品 |
トレッキングバスケット×2、スノーバスケット×2 、キャップ×2 |
JANコード |
0793661198710 |
レビュー |
頑丈でそこそこ軽く扱いやすい、値段も手頃で壊れる心配が少ないとこれ以上の条件が整ったポールはないと思いました。 |
おすすめ⑤Black Diamond (ブラックダイヤモンド)・アルパインカーボンコルク
【おすすめポイント】オールシーズン対応!
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カーボンファイバー製の本格的なトレッキングポールで、汎用性があるためこれ一本で4シーズン使えます。上質のコルクからできている握り心地のいいグリップと、どんな急斜面でも手にフィットする幅が変えられたストラップも特徴で、本格的な登山を楽しむ方に人気が高い商品です。
重量 |
約260g(1本あたり) |
材質 |
カーボンファイバー |
サイズ |
収納時:65cm
使用時:135cm(最長) |
付属品 |
トレッキングバスケット×2、スノーバスケット×2 |
JANコード |
0793661446934 |
レビュー |
カーボンファイバー製な上にコルク製グリップなので、使いやすく気に入っています。コルクハンドルは汚れやすいですが適度な弾力製があるので、長時間持っていても疲れません。 |
おすすめ⑥LEKI(レキ)・マイクロバリオカーボン
【おすすめポイント】コンパクトなのに丈夫!
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カーボンファイバー製でアンチショック付きな上に収納サイズは非常にコンパクトな人気の商品です。重いというレビューもありますが、スウィングバランスの良い設計になっているのでスムーズに前へ進められます。
重量 |
約250g(1本あたり) |
材質 |
カーボンファイバー |
サイズ |
収納時:41cm
使用時:130cm(最長) |
付属品 |
スタッフサック |
ASINコード |
B07KGQTBJ1 |
レビュー |
実際に使ってみると重いと感じる。しかし、強度的な問題をクリアーするには必要な重量とも思える。軽くて壊れるよりも良いので、納得しています。 |
おすすめ⑦KOMPERDELL(コンパーデル)・カーボンバリオジャパン
【おすすめポイント】日本限定モデル!
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登山の本場・オーストリアのメーカーであるコンパーデルが日本限定モデルとして発売した商品です。日本人の体型に合う設計になっていて、ソフトで握りやすいグリップも特徴になります。バスケットもついているので、スキーストックとしても使えるマルチなトレッキングポールです。
重量 |
– |
材質 |
カーボンファイバー |
サイズ |
収納時: —
使用時:125cm(最長) |
付属品 |
ストラップ、バスケット×2、石突×2 |
JANコード |
9008687361200 |
レビュー |
さすがトップメーカー!と感じさせられる快適な使い心地です。グリップは素手で持つと汗で滑りやすいのが少々気になりますが、グローブをつければ全く問題ありませんでした。 |
おすすめ⑧MC(エムシー)・折りたたみトレキッングポール
【おすすめポイント】安い!コンパクト!汎用性が高い!
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耐熱性・耐食性に優れ、弾力性もあり折れにくいです。各種バスケットがセットになっているので、雪山登山からぬかるんだ山道、近所でのお散歩など色々なシーンで活躍します。トレッキングポールの魅力を知りたい初心者の方におすすめです。
重量 |
約290g(1本あたり) |
材質 |
アルミニウム |
サイズ |
収納時:34cm
使用時:130cm(最長) |
付属品 |
各種バスケット×8、収納ケース |
ASINコード |
B07XYSXSJ8 |
レビュー |
重さは全く感じません。きしみ音とか全くなく、長く使えそうです。使う時の組み立ては、数秒もかからず速攻で組み上がります。 |
おすすめ⑨Alpin Loacker(アルパインロッカー)・トレッキングポール
【おすすめポイント】オシャレでコスパが高い!
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ヨーロッパで人気の高いアルパインロッカーの商品です。カーボンファイバー製でハイクオリティなのに比較的安価なため、コスパのいい商品として高い評価を得ています。軽量で収納サイズがコンパクトなのも人気の理由です。
重量 |
約245g(1本あたり) |
材質 |
カーボンファイバー |
サイズ |
収納時:33cm
使用時: 120cm(最長) |
付属品 |
バスケット×2、スノーバスケット×2、専用バッグ |
JANコード |
4570047360048 |
レビュー |
握り部分が24cmもあり、高低差の変化する登り斜面ではポールの長さをいちいち変えることなく、握り部分を変えながらガンガンいけました。これは大変優れモノです。 |
おすすめ⑩karrimor(カリマー)・アルミトレッキングポール
【おすすめポイント】耐久性重視!
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こちらはイギリス老舗メーカー・カリマーの商品です。ポール先端が自動車や医療器具に用いられるタングステンと呼ばれる硬い金属で作られているので、岩場などで長時間使っても磨耗しにくいのが特徴です。
重量 |
約235g(1本あたり) |
材質 |
アルミニウム |
サイズ |
収納時:65cm
使用時: 135cm(最長) |
付属品 |
バスケット×2、キャップ×2 |
ASINコード |
B01HBTRTTC |
レビュー |
コストパフォーマンスが抜群と思いこれに決めました。アルミなので前のよりか少し重いが、快適に歩行できました。ロック式はスピーディに伸縮操作ができるので便利です。 |
まとめ
トレッキングポールの基本的な使い方から選ぶポイント、おすすめ商品について紹介しました。色々なタイプがありますが、あなたに合ったトレッキングポールを選ぶことがもっとも重要です。安全で快適なトレッキングを楽しむためにも、ぜひ使いやすいトレッキングポールをゲットしてください!
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