ファミリー&ソロ用クッカーおすすめ10選!種類別に特徴をまとめてご紹介!
アウトドア料理で欠かせないクッカー。みなさんは、どのようなクッカーをお使いでしょうか?大きさや素材、セット内容など、さまざまなクッカーが発売されていて、どれを選んでよいのか悩んでしまうもの。
そこで今回は、クッカーの選び方や、おすすめの10選をご紹介します。ファミリー用とソロ用に分けて5選づつ紹介しますので、これからクッカーの購入を検討しているという人は、ぜひ参考にして自分にピッタリのクッカーを選んでください。
【目次】
クッカーの選び方:材質で選ぶ
アウトドアクッカーの材質は大きく分けて、アルミ製・ステンレス製・チタン製・鉄製・ホーロー製があります。それぞれの材質によって特徴やメリット・デメリットがありますので、自分の使用スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
アルミニウム製
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アルミ製のクッカーの特徴は軽いこと。荷物を軽量化したいアウトドアにおすすめです。さらに熱伝導率の良さから、素早く調理できるのもポイント。値段が比較的安くコスパが良いものが多いのも嬉しいポイント。
しかし、柔らかいのでへこんだり歪んだりと変形しやすいのがデメリット。一点集中の直火だと、溶けてしまうこともあるので注意が必要です。
また、熱伝導率の良さはメリットでもありデメリットでもあります。すぐに高温になってしまうので焦げつきやすいのです。そのため、アルミ製のクッカーには、テフロン加工やアルマイト加工、ハードアノダイズド加工などを施して焦げにくくしている商品が多いです。
ステンレス製
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ステンレス製の特徴はザビにくいということ。かたくて頑丈なのでへこんだり歪んだりしにくいのも特徴。ぬれたままにしておいても錆びにくく、味移りなどもないので、すぐに洗い物ができない場所での調理に向いています。
しかし、鉄やアルミに比べると、熱伝導率はあまり良くありません。しかし一度温まると冷めにくいので、煮込み料理や揚げ物に向いていると言えます。また、重いのでソロ用よりファミリーでたくさんの料理を使いたい時に向いています。
チタン製
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チタンの特徴は軽くて錆びないということ。強度があるので、薄くても頑丈。そのためチタン製のクッカーは、荷物を軽くしたいソロキャンパーや登山者に人気です。焼き色がかっこいいのもメリットです。
しかし、加工技術の難しさから、値段は比較的高めです。熱伝導が低いのもデメリットで、本格的な調理にはあまり向いていません。チタンのマグやシェラカップで直火でお湯を温めたりという使い方がおすすめ。
鉄製
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アウトドアで良く使われている鉄製のクッカーには、鉄製のフライパンや、鋳鉄製のスキレットやダッチオーブンなどがあります。蓄熱性に優れているのが特徴。特に鋳鉄製のスキレットやダッチオーブンは、保温力の高さからカレーやシチューなどの煮込み料理に向いています。
ただ、錆びやすいのがデメリットなので、シーズニングなどのメンテナンスが必要です。(商品によってはシーズニング不要のものもあります)そして、なんと言っても重いです。ソロキャンプでは小さなスキレット程度がおすすめ。大きなダッチオーブンはファミリーキャンプにおすすめです。
ホーロー製
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ホーロー製のクッカーは、鉄にガラス素材を吹き付け塗装したもの。基本的に鉄製なので、蓄熱製に優れています。また、カラフルなのもキャンプ映えします。ケトルやマグカップ、スキレットなどお好きな色で揃えるのもおすすめ。
しかし、ガラス部分が剥がれたり割れたりする恐れがあるのがデメリットです。熱いまま冷水を注いだりすると割れてしまいますので注意が必要。そして重いのもデメリットです。重さが気にならないオートキャンプなどにおすすめです。
クッカーの選び方:容量やセット内容で選ぶ
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クッカーの容量は、人数や調理内容によって変わってきます。ソロキャンプでスペックオーバーになったり、ファミリーキャンプで足りなくなったりしないように、人数や用途に合わせて適切なサイズのものを選びましょう。
また、アウトドア用のクッカーは、商品によってセット内容がさまざまです。どんな調理をしたいのかによって、セット内容をチェックしましょう。例えばソロキャンプでは、大小の鍋、フライパンがセットになっていれば、基本的な調理は充分です。さらに、重ねてコンパクトに収納できるものが便利です。
ファミリー向け おすすめクッカー5選!
それでは、おすすめのクッカーを紹介していきます。まずはファミリー向けのクッカーから。特徴やおすすめポイントなどわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください!
ファミリー向けおすすめクッカー①:キャプテンスタッグ BBQ用鍋セット
【おすすめポイント】さまざまな調理に対応!
フライパン、鍋2つ、ケトルクッカーがセットになったファミリー向けのクッカーセット。大鍋の中にコンパクトにスタッキングできて、収納バックも付属しているので持ち運びに便利。
材質 | 本体・フタ・取っ手:ステンレス鋼 |
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重量 | (約)2kg |
サイズ | 収納サイズ:外径220×高さ150mm(本体のみ) |
セット内容 | 20cm鍋、16cm鍋、フライパン22cm、ケットルクッカー900mL、取っ手 |
JANコード | 4976790755047 |
レビュー | 大鍋は家族4人分のカレーの調理にもギリギリ対応できるサイズ。中鍋はおかず一品、フライパンで焼き物といった感じ。 |
ファミリー向けおすすめクッカー②:コールマン アルミクッカーコンボ
【おすすめポイント】キャンプに必要な調理道具がこれ一つでOK!
ザルや軽量カップもついたクッカーセット。これひとつでキャンプに必要な調理道具が揃い、コンパクトにスタッキングできるのがポイント。内側のノンスティック加工で焦げつかず、お手入れも簡単です。
材質 | 本体/アルミニウム(ノンスティック加工)、ステンレス、ハンドル/アルミニウム、スチール、シリコン、ケース/ポリエステル、内蓋/アルミニウム、ザル/ステンレス、メジャーカップ/ポリプロピレン |
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重量 | (約)3kg |
サイズ | ポット/直径約22×高さ17cm、ライスクッカー/直径約19×高さ18cm、フライパン/直径約22.5×高さ4cm、収納時/直径約25×高さ20cm |
セット内容 | ポット、ライスクッカー、フライパン、内蓋、ザル、ハンドル、メジャーカップ、収納ケース |
JANコード | 4992826663513 |
レビュー | 必要十分な物が揃っていて、楽しくキャンプ飯を作れました。作りもしっかりしていて問題はなく、コスパも良いと思います。収納も小さくまとまり、バックまでついていて便利。ファミリーキャンプには良いアイテムだと思います。 |
ファミリー向けおすすめクッカー③:スノーピーク フィールドクッカーPro
【おすすめポイント】焚き火や炭火にも対応!
スノーピークのロングセラーの人気クッカー。煮る、焼く、切るなどどんな料理もひとつでこなすオールインワンクッカーセット。
材質 | ステンレス |
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重量 | 3.3kg |
サイズ |
280ビリーポット/直径230×160mm 200ビリーポット/直径200×138mm 180ビリーポット/直径180×118mm メッシュバスケット/直径215×110mm フライパン/直径240×210mm 収納サイズ/直径250×210mm |
セット内容 | 230ビリーポット、200ビリーポット、180ビリーポット、メッシュバスケット、フライパン、ツマミ、ハンドル、メッシュケース、ハンドルケース兼鍋つかみ |
JANコード | 4960589180103 |
レビュー | 焚き火台で調理するのに購入しました。6人位まで対応できると思います。厚みがあるのでとても丈夫ですね。 フライパンはテフロン加工等ではありませんが、簡単に焦げ付いたりすることもなく、中華料理がおいしくできました。長く使えるクッカーだと思います。 |
ファミリーおすすめクッカー④:ユニフレーム fan5DX
【おすすめポイント】どんな料理もおまかせ!
美味しくご飯が炊けるライスクッカーと鍋とフライパンのセット。深みのある鍋はファミリーにぴったりのサイズ。
材質 |
ライスクッカーDX:(本体)アルミニウムフッ素加工 (フタ)アルミニウム フライパン:アルミニウムフッ素加工(板厚2mm) ステンレス大鍋:ステンレス鋼 ステンレス片手鍋:ステンレス鋼 メッシュバスケット:ステンレス鋼 |
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重量 | 不明(梱包3.28kg) |
サイズ | ライスクッカーDX:直径約210×115mm
フライパン:直径約225×50mm ステンレス大鍋:直径約230×145mm ステンレス片手鍋:直径約170×90mm メッシュバスケット:直径約210×110mm 収納時:直径約230×195mm |
セット内容 | ライスクッカー、フライパン、ステンレス大鍋、ステンレス鋼、ステンレス片手鍋、メッシュバスケット |
JANコード | 4989083660232 |
レビュー | 5人家族のキャンプで利用。驚いたのはこんなにも簡単に米が炊けるのかということ。これまでの飯ごうはなんだったのかと。一式全てそろっているので、これがあれば調理はなんでもできる。 |
ファミリー向けおすすめクッカー⑤:EZCAMPキャンプクッカーセット
【おすすめポイント】コスパ最高のファミリー用クッカー
鍋、フライパン、おたまやスプーン、食器など15点のお得なセット。4〜5人家族分の調理器具がコンパクトにスタッキングできます。
材質 | 鍋セット本体/超軽い酸化アルミニウム ハンドル/アンゼン食品級のシリコンとステンレス |
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重量 | 1500g |
サイズ | 大鍋:19.5x13cm(容量3L) 中鍋:17.3*9.5cm(容量2L) 小鍋:7.5×13.5cm(容量1.2L)、フライパン14x8cm(容量1.7L)、竹しゃもじ:5.2×13cm、お皿:18×2cm、容器:18×4cm、お碗:3.8×13cm、スプーン:2×8cm、スボンジャ:2.5×5.5cm |
セット内容 | 鍋×3、フライパン、スボンジャ、スプーン、食品レベルPPお碗×5、竹しゃもじ、お皿×2,容器×1、収納袋 |
JANコード | 6971837872365 |
レビュー | 家族4人(夫婦と子供2人)のアウトドアごはんを作るのにちょうどいいサイズです。普段料理をしない夫も楽しみながら作るようになりました。ありがとうございました。 |
ソロ用 おすすめクッカー5選!
次にソロ用のコンパクトなクッカーをご紹介会します。特徴やおすすめポイントなどわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ソロ用おすすめクッカー①:スノーピーク アルミパーソナルクッカーセットSCS-020
【おすすめポイント】食器としても使えるアルミクッカー!
スノーピークのコスパの良いクッカーセットです。ソロキャンプの調理に充分な容量。アルマイト加工で焦付きも少なくお手入れが簡単。
材質 | ステンレス、スチール、アルミニウム合金、ブラス、樹脂、ゴム |
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重量 | 485g |
サイズ | 収納サイズ:直径155×100mm |
セット内容 | クッカーL、クッカーS、フタL、フタS(メッシュケース付き) |
JANコード | 4960589115730 |
レビュー | この厚めのアルミクッカーを6年ほど愛用しています。 レビューを見て、いてもたってもいられず初めて投稿します。景色を眺めながら高温になるまでじっくりと加熱して、ゆっくりと粗熱を取れば、食材がくっつく事はありません。そういった使い方をキチンと理解すれば、安価で錆びにも強い、最高のクッカーです。 |
ソロ用おすすめクッカー②:トランギア ストームクッカーUL ハードアノダイズド
【おすすめポイント】アルコールバーナー付き!
これ一つあればどんな調理でもできる優秀クッカー。風防付きなので、風に弱いアルコールバーナーの機能を最大限に活かせます。
材質 |
フライパン/ノンスティック加工アルミ製 ソースパン/ハードアノダイズド加工済アルミ製 |
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重量 | 740g |
サイズ | 収納サイズ:径18×10cm |
セット内容 | フライパン18cm/ソースパン1L×2/アルコールバーナー |
JANコード | 4582454910013 |
レビュー | 0.9Lケトルを買い足してセットで使用しています。 コンパクトにまとまって出かけるのが楽しくなってしまいます。ガスバーナーに比べて火力は劣りますが、これも味。調理した後のこびり付きも少なく、単純構造のバーナーは故障知らず。長い付き合いになりそうです!! |
ソロ用おすすめクッカー③:MillCanmp メスティンセットMR0-250
【おすすめポイント】調理に便利なセット
ソロキャンプに人気のメスティンに、バット網、固形燃料コンロ、ハンドルカバーが付いた便利なセットです。
材質 | アルミ |
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重量 | 165g |
サイズ | 16.5×9.5×6.5cm |
セット内容 | メスティン本体、バット、ハンドルカバー、固形燃料コンロ |
JANコード | 0742089703020 |
レビュー | トランギア、ミリキャンプ、ESEEで検討していたが、比較サイトや比較動画で見ても、ほぼ差は無さそう。 「バリが無い」という点でこちらにしてみました。ハンドルカバーはミリキャンプのロゴがあり厚く質感は良い。 さんざん動画などで見てきたければ、いざ手にするとコンパクトで可愛く、早速愛着が沸きました。 自分の最適な御飯を炊けるよう試していくのも楽しみです。 |
ソロ用おすすめクッカー④:モンベル アルパインクッカーセット
【おすすめポイント】軽量コンパクトなソロクッカー!
調理がしやすい広口タイプ。アルミ製なので火が通りやすく素早く調理することができます。2つのハンドルが掴みやすくて便利。ソロキャンプや登山におすすめです。
材質 | アルミニウム合金
ハンドルカバー:シリコーン ふた取っ手:シリコーン |
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重量 | 【重量】999(1,049g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。 |
サイズ | 【収納サイズ】22.0×16.0cm |
セット内容 | 鍋×2 、フライパン |
JANコード | 4548801404109 |
レビュー | テント泊でモンベルのフライパンを使ってみて焦げ付きなどもなくて掃除して仕舞うのも楽でした。初のクッカー購入となりました。コーティングされていること、アルミで熱伝導が良いことは調理のしやすさに繋がりますね。重量は並かと思います。 |
ソロ用おすすめクッカー⑤:パスファインダー カンティーンクッキングセット
【おすすめポイント】無骨でかっこいいクッカーセット!
カンティーン、カップ、ボトルストーブがスタッキングされたセット。ミリタリーな収納バッグ付き!カンティーンの口は水を入れやすいワイドタイプで便利です。
材質 | ステンレススチール(SUS304) |
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重量 | カンティーン:約320g カップ:約240g ストーブ:約120g |
サイズ | カンティーン(1150ml):約20.5×13×7.5cm カップ(740ml):約11×13.5×9cm ストーブ:約8×13×8cm |
セット内容 | ステンレススカンティーン、カップ、 ボトルストーブ、リッド(フタ)、収納バッグ |
JANコード | 4582497288155 |
レビュー | ステンレスなので、さほど軽くはないです 気にならない程度です この商品を買うまで飯ごうを使っていたので これに買い換えて取っ手が付いているので便利になりました。この前のキャンプでレトルト食品やお湯を沸かすのに使用 直接焚き火の上で沸かしました 問題なく使用でします。 |
まとめ
今回は、クッカーの選び方、おすすめのクッカーをファミリー向けとソロ用に分けて10選ご紹介しました。人数や利用シーンによって、クッカーの選び方も変わってきます。自分のアウトドア調理スタイルに合わせて、最適なクッカーを選んでください!
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